吃音について

吃音は単に言葉がどもるよりも、心の部分が非常に大きいですよね。
どもったら、どうしよう??人から変な眼で見られたら・・。笑われるかもしれない・・。と、不安になって、すべてが消極的になりますよね。恋愛や結婚、就職、転職など、いろいろ消極的になっていく。。。吃音が原因でひきこもり・・とか、結構多いと思います。あと、吃音が原因でうつ病、精神疾患なども多いと思います。私の吃音の友人も、20代で精神疾患になり、リストカットや自殺未遂を繰り返し最後は、自ら命を絶ちました。
私も学生時代に、吃音不安がすごくあって、自殺の誘惑にかられて、その方法をネットでよく検索してました。ただ、私の場合、22歳の時に、逝く前にできることは何でもやってみよう、って決意して、それから人生が変わりました。

吃音でなかったら、人生は変わっていたと思います。でも、その吃音がなかったら、今の私はいない、とも思います。吃音があったからこそ、「話す」っていうことに関心が出て吃音があったからこそ、「心」にも関心が出て吃音があったからこそ、「生きる」ってことに「執着」が出たのだとも思います。吃音を治したい、っていう思いは、生きるパワーにもなると思います。
皮肉なことですけど。。。。吃音があったからこそ、人生が豊かになった・・・そんなふうに思えるようにしたいですね。。。