吃音改善法一覧」カテゴリーアーカイブ

具体的な各種改善法

環境調整

吃音の維持または助長させる環境要因を取り除くことで吃音を軽減させる方法。

罰療法

快刺激を取り去ることにより行動修正を図る方法。

リズム変容法

チェリーとサイヤーズによって開発された技法で、ヘッドホーンを使用して両耳に高い音圧の低音域の白色雑音を聞かせ、その間に音読させる方法。 マスキング法が吃音を抑制する理由 ①自己音声の聴覚的フィードバックを遮断することによ… 続きを読む »

DAF技法

遅延聴覚フィードバック(Delayed Auditory Feedback 以下DAF)とは、自分の発した声のフィードバックを人工的に遅らせるもの。 これを使うと、ふつうの人でも音の繰り返しやブロックなど顕著な非流暢性(… 続きを読む »

遊戯療法

遊戯療法とは、要は「遊戯」のこと。ただし、単純な「遊戯」ではなく、綿密な目的・やり方があるんです。それを少し紹介します。 なぜ吃音治療に必要なのか? まず、最初に、遊戯療法では「吃音」の原因を「心理的葛藤」に置いています… 続きを読む »

負の練習法

負の練習とは、問題となっている行動を繰り返して行うことでその行動を制御できる感覚を習得させる方法です。 いわばショック療法的なもの。 負の練習法の効果 ①リラックス感 「手が震えてはいけない」「声が震えてはいけない」など… 続きを読む »

認知療法

認知療法とは、認知の歪みを修正することをいいます。認知とは、ものの考え方や受け取り方、つまり解釈です。 例えば、電話をして、どもってしまったとします。 できごと 電話でどもった 解釈 また、やってしまった。なんでいつもど… 続きを読む »

自律訓練法

1932年にシュルツによって開発されたもので、ルーテによって発展し、受動的集中によって自分自身で心身の弛緩を図り、心理・生理的に再体現化する。そのことによって自己規制が可能となり、情緒の安定が図られる。しかも、臨場不安や… 続きを読む »

系統的脱感作

系統的脱感作とは、吃音不安・恐怖を抑制するイメージトレーニングです。 どうしたら不安や恐怖が消去できるのか? どうしたら不安・恐怖を抑制できるか・・というと、不安・恐怖とは対極に位置する「安心(リラックス)」が大きな役割… 続きを読む »

管理人による改善法

このHPの作成者である管理人が、自分独自でやってきた改善方法で行動療法を自分流にアレンジしたものばかりです。ご興味のある方、どうぞご参考になさって下さい。 ただし、吃音は、みなさんもご存じの通り、人によって吃音の程度が異… 続きを読む »

漸新的筋弛緩法

吃音者は・・発語で緊張することが多いですよね。 その緊張・不安を低減させてくれる方法が、この「筋弛緩法」。話さなければいけない場面に遭遇したとき、身体は緊張します。この方法は、緊張した身体を意図的に弛緩させる方法なんです… 続きを読む »

斉読法

集団で一斉に声をそろえて音読する方法。 吃音者は、単独で音読する場合は、吃音症状が生じやすいが、集団で一斉に声をそろえて音読する場合吃音の発生が抑制されることは昔からよく知られている事実です。 この事実を利用して、吃音の… 続きを読む »

催眠法

催眠法とは、催眠を生起させるための技法。 人は催眠状態(トランス状態)では、周囲からの刺激が遮断されるために、主観的、内的な世界に心が向けられ想像やイメージの世界が盛んになって催眠者に対する絶対的依存的態度が顕著になりま… 続きを読む »

マスキング法

チェリーとサイヤーズによって開発された技法で、ヘッドホーンを使用して両耳に高い音圧の低音域の白色雑音を聞かせ、その間に音読させる方法。 マスキング法が吃音を抑制する理由 ①自己音声の聴覚的フィードバックを遮断することによ… 続きを読む »

シャドーイング法

治療者が音読し、それを吃音者が追唱する方法。 やり方 ① 治療者は、吃音者に文章を見せないで文節と文節の間を空けることなく読み続ける。 ②吃音者は、その音声にできるだけ近づけて後を追うように追唱する。   シャ… 続きを読む »