自律訓練法

1932年にシュルツによって開発されたもので、ルーテによって発展し、受動的集中によって自分自身で心身の弛緩を図り、心理・生理的に再体現化する。そのことによって自己規制が可能となり、情緒の安定が図られる。しかも、臨場不安や緊張に対する情動反応を抑制する。

やり方

①静かな部屋でイスに座ります。
②軽く目を閉じて力を抜きます。
③「公式」(呪文みたいな感じ)を心の中で唱えます。
④頭の中でイメージしながら何回か繰り返します。

公式(呪文みたいな感じ)

基礎公式 「気持ちがとても落ち着いている」
公式1   「手足が重たい」
公式2   「手足が温かい」
公式3   「心臓が静かに打っている」
公式4   「呼吸が楽にできる」
公式5   「お腹が温かい」
公式6   「額が涼しい」

☆自律訓練法は、終了時には必ず「消去動作」を行ってください。
☆できれば、専門の指導者の下で行うと良いそうです。

参考ページ:自律訓練法