認知療法とは、認知の歪みを修正することをいいます。認知とは、ものの考え方や受け取り方、つまり解釈です。
例えば、電話をして、どもってしまったとします。
できごと | 電話でどもった |
解釈 | また、やってしまった。なんでいつもどもってしまうのか。私はやっぱりダメだ。 |
解釈の修正 | 電話でどもったのは、私が吃音だから。吃音だからしょうがないじゃん。それよりも、伝えなきゃいけないことは、伝えることができたから、まぁ、良しとしよう。 |
要するに、失敗しても前向きに考えよう♪という意味です。
参考ページ:認知療法<(個人運営のHP?)
やり方
上記のように「出来事」「いつもの考え方・解釈」「認知の修正」のように分けて、ノートに書き出してみるといいと思います。書くことで、客観的に自分を見ることができます。「認知の修正」では、他にどんな解釈ができるかな?と自分で考えを自由に展開して下さい。ものごとには、いろんな解釈ができますよ。
認知の修正の例
吃音はふつうである。
吃音は他人は興味がない。吃音を気にしているのは自分自身だけ。
激しくどもったところで、何にも変わらない。
うまく言えたところで、何にも変わらない。
どもっても、死ぬことはない。
どもっても、人は貴方に興味はない。
どもっても、人生は変わらない
どもりがあっても、どもりがなくても、貴方は貴方。
吃音を気にしたところで、何にも変わらない。
うまく言おう、と頑張っても、どもるときは、どもる。
どもっても、貴方の評価は変わらない。
うまく言えても、貴方の評価は変わらない。
どもりと貴方は別人ではなく、どもりが貴方で、貴方がどもり。
どもるのは個性。
どもりは普通。などなど。